おはようございます☀
今日は、私の顔の大ケガやそれに伴う私の心、ライフスタイルの変化ついて、書いていきたいと思います。
担架の上で、全身が強く痛み、そしてそれ以上に熱くて、とても不安な状態でした。特に顔は絶対に触りたくない、燃えるように熱く感じ、ただただ、耐えるだけでした。
病院へ運ばれ先生は私の顔を見るや否や、こう言ったのです。
「顔に傷が残ることは覚悟してください。」
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
まだ自分の顔の状態を見ていなかった私は、
「えっ!??」そんなに私の顔は酷い状態なの!?
先生の言葉に、やっと我に返った・・・ような感覚でした。
どこか、そこまでは・・顔も全身も熱いけど、痛いけど、身体は動かないけど・・
話しも出来ているし、さっきジョークも言ったし・・・と思いながら・・・
「そんなに私の顔酷いんですか?」と泣きながら、先生に聞いました。
鏡を渡され、
恐る恐る自分の顔を見たのです。
私は・・・ただ、ただ、担架の上で泣くことしかできませんでした。
涙が流れ、耳に入り、冷たく感じて、自分の状況、現実を受け入れざる負えないんだと頭が真っ白になっていったのを覚えています。
その後、頭に自転車が落ちてきたということで、全身のレントゲンを撮ったとりました。
そして、
「眼窩底骨折をしていますから、もしかしたら、視力や目の状態も今とは変わってしまうかもしれません。」
「左肩も骨折しているようですので、完治するには半年以上かかると思ってください」
と言われ、
その病院には形成外科がないということで、他の病院へ移動することになったのです。
顔に残る傷・・・
目も眼球がズレる可能性があって、視力にも影響がある!?
私は、力が抜けて床に倒れて(椅子には座れていました)しまい、話も途中までしか聞くことができませんでした。
ベッドで泣きながら、これからのこと、自分の会社、スタッフ・・・ぐるぐると考えながら、
「これでも生きてるだけで、十分だと思おう」
そう思いながら、泣いていました。
かろうじて、ゆっくりですが自分の力で歩くことはできましたので、入院はせずに自宅へ戻りました。
でも、身の回りのことは出来ませんでしたので、母に世話をお願いしたのでした。
暫くの数日は、全身が痛くて痛くて、顔には大きな傷パッドがついていましたが、身体は一生懸命治そうとしてくれているのが、分かりました。
ただ、ただ眠く・・・でも痛くて、眠れないのですが、身体が一生懸命に戦っているのを感じたら、私は、身体にも今の状況にも感謝したい気持ちでいっぱいになり、
「わたし、変わろう」と思ったのです。
それまでの仕事の仕方も、自分の身体に対しての意識も、周りの人へも・・・
それまでの私は、自分の身体を酷使して、自分のことなど考えずに働くことしか、考えていなかったと思います。
もちろん、心はいつも置いてきぼりだったと思います。
その時、私は
「当たり前なんて、ないんだ。本当はいつ死ぬかどうか分からない。だから、”ありがとう、感謝しているよ、好きだよ。”は、なるべく早くその相手に伝えた方が良い。
会えなくなってしまってからでは、遅いから。素直になろう。」と。
それから、私の考えも、行動もゆっくりですが変わっていったのだと思います。
自宅と病院通いの日々でしたので、連絡をとりたい人に取り、感謝の気持ちを伝えたり・・・両親にも同じように素直な気持ちで話すようになったのです。
少しずつ、少しずつ現実が柔らかく変わっていったことを、覚えています。
ケガの方は母の介護のお陰もあって、先生には「赤ちゃんみたいな回復力ですね」と言われ、傷はありましたが、どんどん回復していきました。
そして、治療の途中で肩が骨折していなかったことに先生が訂正し、安堵しながら、ただただ、身体のことだけを考えて過ごしていました。
起業してからというもの、1週間以上まとめて休むことなど、殆どありませんでしたので
「休んでも大丈夫なんだ」と気が付いたり、とにかく全てが私には必要な時間でした。
それまでも本は好きでしたので、よく読んでいましたが、自分と向き合うために読むことに集中して、自分が感じている心の感覚を、ただ、ただ感じたりしていました。
顔の怪我の状態はというと、傷はほとんどキレイになっていきました。
もちろん、シミの状態で痕はありましたが、新しい肌が出来上がってきている感じがしていました。
肌が削れたからか・・昔あったほくろがなくなっているのがラッキーでした!!笑
でも、その後、病院からもらったレチノイン酸とハイドロキノンクリームで私の肌は赤ただれてしまい、皮膚が弱い私には使うことができませんでした。
「このシミは経験として残るのかなぁ・・」と思い過ごしていたところに、突然知り合いの方から、連絡が入ったのです。
「美容業界でもう一度働かないか」
という、お話を頂いたのです。
それは、これから全国展開したいという一部上場企業からのオファーで、エステサロン、スクールや協会も立ち上げていきたいと言う内容でした。
私も以前に別のお仕事で携わらせて頂いたこともあり、「私で良ければ是非!!」とすぐにそのオファーをお受けしました。
この時は、まだこれから素晴らしい出会いがあることを知ることはなかったのです(#^.^#)
今は、人生は面白いものだなぁ。。。と想えます。
全部、準備されているように感じます。
例え、その時、最悪!!なんて、思ったとしても、受け取り方次第で、次の駒は新しいチャンスだったり、大切な何かに気が付くために必要な「最悪の状況」なのかなと思います。
私の場合は、確実にそうだと思っています。
後から、考えてみれば・・ですけどね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました💛
たくさんの愛を多くの方へ・・・💛